信用取引って、難しそうだけど

株取引をしていて「あれっ?」と思うこと

「信用取引」と聞くと、自分の資産の3倍の株取引ができる危険な取引という印象を持つ人が多くいます。たしかに信用取引は通常の株取引よりも追証が発生しやすいことから、その仕組みや管理が難しいんじゃないかという印象を持つ人が多くいます。 ところで、株取引をしている際にふと次のような疑問を抱いたことは無いでしょうか?「取引のための元金を入れてあるけども、損として支払う金額は株価の値下がり分だけだよな…、ならその損になる金額だけ口座にあれば株取引しても良いんじゃない?」と。信用取引は、まさにそのような考えに基づいて構築された取引なのです。つまり、損する可能性がある金額までちゃんと口座に入っているなら、取引のために必要な資金は丸々必要ありませんよというのが信用取引の本質であり、決して難しいものではないのです。



信用取引は何故かけた金額の3倍も取引できるの?


信用取引が難しいと言われるもう一つの要因が、3倍のレバレッジをかけることができるということです。例えば、口座に100万円差し入れていた場合、信用取引では300万円の取引ができます。200万円も少ない金額なのに、どうして100万円で300万円の株取引ができるのでしょうか? その前提は、上述した「口座には損する可能性がある金額だけが入っていれば良い」という考え方です。これに基づくと、元金の3倍の取引ができるのであれば、かけた金額の3分の1までの値下がり分が元金で保障できるということになります。つまり300万円の信用取引であった場合、元金の100万円までは損失が許されるわけです。しかし、実際の株取引では一気に3分の1まで値下がりすることなど、そうそうありません。だから3倍のレバレッジでも十分なのです。逆に3分の1以上も値下がる可能性がある取引では、絶対に信用取引をしてはいけません。